新年度1節目のレースは「近畿・関東・九州支部集結!モーニングバトル」で幕開け。4月4日から5日間で開催され、新モーター・新ボート・新プロペラ使用2節目の開催となる。3地区の選手によるレースとなるが、今年の近畿地区チャンピオンでG1ウィナーとなった是澤孝宏にVの期待がかかる。5コースから鮮やかにまくり差し、地元びわこで念願のG1タイトルを手にした。しかし、前回の三国では優勝戦1号艇を勝ち取りながら敗れており、リベンジに燃えないわけがないだろう。地区選では準優1号艇に乗艇した山崎郡も注目。昨年は4節連続Vの活躍やSG出場など存在感が増した一年だった。もう1段階レベルを上げるためにも今年は勝負の年となる。
関東地区は佐藤翼が筆頭。昨年は児島の周年でG1タイトル奪取と箔が付いた。スピードはもちろんのことスタート力も一級品。近畿勢にとっては最も怖い存在となる。関東からは栗城匠も参戦。ほかにも後藤翔之と、スピードある選手が目につく印象だ。九州地区からは山一鉄也と渡辺浩司の2人が主力。大崩れのないこの2人も間違いなく優勝戦線に名を連ねるだろう。
2022年前期審査期間中は不振にあえぎ、4期ぶりのA2級降格となった有賀達也。しかし、来期適用勝率はここまで6.65(3月6日時点)と高勝率をマークしている。今年は多摩川の正月レースで新年早々、優出(6着)を果たすと2月の津一般戦では、昨年2Vの実績ある水面で相変わらずの強さを発揮して今年初Vをゲット。次節の常滑4日間シリーズでも優出(5着)。そして先日の大村一般戦でも、優勝戦の絶好枠。結果は他艇のフライングの影響もあり惜しくもVとはならなかったが、大村での初優出(2着)を果たす活躍を見せるなど復調どころか、もはや完調と呼べる走りで好リズムを刻んでいる。前回の当地4日間シリーズでも、5コースから展開をうまく捉えた鮮やかなまくり差しで当地初Vを飾った有賀。近況の勢いを維持しての参戦となれば今節は当地連続Vにも期待がかかる。また、今節の「近畿・関東・九州支部集結!モーニングバトル」は4月4日から開催と、来期の審査期間最終月になるため、A1級返り咲きを目指す有賀だけに、確実に結果を残して再昇格をさらに引き寄せる一節となるだろう。
全国過去3節成績 |
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2022/03/24~2022/03/27戸 田 スカパー・ブロードキャスティング杯 542 1416 |
2022/02/28~2022/03/04大 村 サンケイスポーツ杯 121 1111[2] |
2022/02/20~2022/02/23常 滑 スポーツニッポン杯争奪 第38回英傑戦 222332[5] |
※数字は04/03現在のものです。