レース展望

暑さが和らぎ、涼しさを感じる季節、ボートレース三国では「秋の収穫感謝祭競走in三国」が10月4日から4日間のショートシリーズで開催される。来期、2026年前期の級別審査期間も大詰めを迎える中、気合十分の白熱したレースに期待したい。まず注目したいのは上平真二。現適用勝率7．01、今年はここまで優出5回とまずまずの成績を残している。さらに2022年4月に三国で開催されたPG1マスターズチャンピオンを制するなど、当地通算優勝4回を誇るベテラン。シリーズⅤをめざし気迫あふれる走りを見せてくれるだろう。対抗は飛田江己。現適用勝率7．05、今年は6優出2Vとトップルーキーの名に恥じない活躍を見せている。今シリーズでは三国初優勝を虎視眈々(たんたん)と狙う。さらに原田才一郎も今年に入り11優出2Vと勢いに乗る若手で、優勝候補の一角となる存在。また、今年4月の当地一般戦で優出3着の好走を見せた石塚久也も現適用勝率7．02の安定した走りでV争いに名乗りを上げる。地元からは石田政吾、平瀬城啓、中本大樹の3人が参戦。牙城を守るべく、地元ファンの期待を背負った奮起の走りに注目したい。