レース展望
第29回三国ボートレース大賞
- 12/24水
- 25木
- 26金
- 27土
2025年の締めは松田祐季が決める
「第29回三国ボートレース大賞」が12月24日から4日間で開催される。SGグランプリの後とあってエース級のレーサーが不在となる中、地元の松田祐季がシリーズを優位に運ぶ。松田の2025年の三国の出場は8節あり、そのうち7節で予選突破しているが、直近の追加あっせん、10月のファン感謝3Daysでは優勝戦において転覆失格となり、悔しいレースとなってしまった。この借りを返す絶好のチャンスに期待したい。遠征勢からは黒井達矢と小池修平。黒井は2026年の前期勝率7.02をマークし、今年は優出13回でオーシャンカップ出場。11月桐生の一般戦を1コース逃げで優勝を飾り今年V3、前々回4月三国では優出を果たしている。小池は2026年の前期勝率は7.36で参加しているレーサーの中でトップ、今年は15優出、V5で全て1コースから優勝を飾っている。今シリーズはこの3人が優勝を争うとみるが、マスターズ世代も負けてはいない。丸岡正典は年明けの1月からはA2級に降格となるが、今年は10回優出でV2を挙げている。吉川昭男は今年の優勝は1回と目立った成績ではないが、熟練の走りでレースを盛り上げてくれるだろう。
SERIES LEADERS
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君島秀三
A1/4137/滋賀
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松田祐季
A1/4391/福井
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黒井達矢
A1/4528/埼玉
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近江翔吾
A1/4643/香川
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竹田和哉
A1/4776/香川
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小池修平
A1/4907/大阪
PICK UP RACER

西丸侑太朗
A2/5257/香川
大きな飛躍の時を迎えた西丸侑太朗に注目!
今回ピックアップするのは香川支部、第130期の西丸侑太朗。兄である西丸敦基も香川支部の132期として活躍が期待されていて、若き兄弟レーサーである。ボートレーサーをめざすきっかけとなったのは、現在の師匠でもあり、父親の幼なじみの秋山広一の存在が大きかったようで、養成所を卒業後にすぐに秋山に弟子入りし、SG覇者である片岡雅裕や5000番台初のG1覇者となった中村日向らを兄弟子に秋山ファミリーの一員となった。そんな西丸侑太朗は2022年5月に地元の丸亀でデビューし、2023年2月に多摩川で初勝利を挙げた。初優出までには、デビューから約2年2カ月の月日を要したが、これには大きな理由がある。新人ボートレーサーには外枠進入という暗黙のルールがあるが、通常は1年間程度である。しかし、西丸侑太朗は通常の倍にあたる2年間も外枠進入を継続した。だが、この策が功を奏し、枠なり進入解禁後には勝率が倍増。2025年前期には自身初のA級へとステップアップを果たした。そして、2025年は優出9回中V2、来期適用勝率も6.74と飛躍の時を迎えている。若きA1レーサーとなる西丸侑太朗の熱い走りに注目してほしい。
全国過去3節成績
| 開催期間 | 競走タイトル | ボートレース場 | 節間成績 |
|---|---|---|---|
| データは前検日に更新いたします | |||
三国過去3節成績
| 開催期間 | 競走タイトル | 節間成績 | |
|---|---|---|---|
| データは前検日に更新いたします | |||
