三国では6月24日から「三国男女W優勝戦」が開催される。まず男子の注目はグランプリ3Vを含むSG5冠の田中信一郎。三国では周年制覇の実績もあり、さらに一般戦に限れば現在6節連続優出中（うち1回は優勝）と、その強さは際立っている。実力・実績・水面相性のいずれを取っても、今節の優勝に最も近い存在と言えるだろう。対抗として挙げるのは今年の近畿地区選（三国開催）で優出を果たした古結宏。今節はフライング休み明け初戦となるが、4V実績の得意水面だけに活躍は間違いない。ほかにも今年はここまで6優出と好リズムを刻む桐本康臣もV争いに絡んできそうだ。
そして女子の注目は、地元福井支部女子のエース西橋奈未。いまや人気・実力ともにボート界女子を代表するレーサーの1人に成長。近況では、5月のびわこ女子戦で優勝を飾っており気配は上々。女子トップクラスの走りで自身2回目となる地元Vを狙う。最大のライバルとなりそうなのは今年の中国地区選で優出を果たし、実力の高さを証明した實森美祐。その抜群のルックスも相まって今節の舟券人気を集める存在となりそうだ。さらに福井支部女子のもう1人のエース今井美亜の走りにも注目したい。