秋晴れの陽気が心地よくなる頃、10月23日から26日の4日間短期決戦で『新東通信杯』を開催。V筆頭候補に挙げられるのが山口支部の寺田祥だ。SG優勝2回、G1優勝10回とボート界トップクラスの実力と人気を誇る。今年の成績は10月2日時点で勝率6.99、優出9回、優勝2回、賞金ランキングは32位に位置している。年末の大一番、グランプリ出場に向けて賞金を上積みしたいところ。ボートレースダービーの出場権を手にできなかった事もあり、一般戦においても優勝に向けて全力の走りを見せてくれるだろう。その寺田も愛娘5231寺田空詩がデビューするなど、いつしかマスターズ世代となり円熟の域に達している。まだまだ若い者には負けられず、卓越したさばきでファンを魅了する。
地元の萩原秀人も45歳を過ぎてマスターズ世代になり、息子5355萩原丈太朗がデビューするなど寺田同様に若い者には負けられない。9月には丸亀で優勝するなど衰えを微塵も感じさせない走りを披露している。全速ターンと巧みなハンドルさばきで遠征陣を迎え撃つ。
同じ境遇の寺田と萩原が秋の三国短期決戦をダイナミックな走りで大いに盛り上げてくれるだろう。